オリンピック国立公園でキャンプ!予約方法や注意点は?

公立公園

こんにちは。ワシントン州在住のリサです。

こちらの記事でも書いたように、9月の半ば頃にワシントン州にあるオリンピックナショナルパークでキャンプをしてきたので予約方法や注意点について書いていきたいと思います。

いつ予約したの?

一番早い予約枠のオープンは6か月前からスタートします。ということで私が予約したのは3半ば頃。週末ひと枠だけ空いていたので急いで予約しました。ちなみにオリンピックナショナルパークは9月の末から5月の頭まではファーストカム、ファーストサーブ。早い者勝ちでキャンプサイトに宿泊できます(無料)。参考までに2024年は5/23~9/23が予約必要な時期でした。

キャンプサイトの予約開始日はループごとに異なります。6か月前を逃しても以下のようにチャンスがあり、またキャンセルが出ることもあるので都度チェックされると良いと思います。

ループA(38):6か月前
ループB(8) :2週間前
ループC(25):4日前

予約方法

予約はこちらのサイトから行います。

クリックすると拡大できます

記事を書いているのが10月なので全部「×」になっていますが、予約可能な枠があれば「〇」に変わります。予約可能期間6か月前からチェックしてみてください。
こちらのサイトでアカウントを作成して予約を取る流れになりますが、いつでもこちらのサイトから予約の変更・キャンセルなどが行えます。メールのフォローアップも都度送ってきてくれるので安心できました。金額は1泊あたり$24です。

予約に際する注意点

・予約は必要な時期については、上限宿泊日数は連続する7日間まで。
・上記予約金額の他に有効な国立公園のパスが必要になります。こちらは事前購入も可能ですし、Hoh Rain Forestに入るゲートで購入することも出来ます。
・キャンプサイト・駐車場等はペット可ですが(要リーシュ)、レインフォレストのトレイル内は不可。
・12時チェックイン、11時チェックアウト

施設について

設備は以下の通りです。
・キャンプファイヤーリング
・ピクニックテーブル
・各ループごと共有の水洗トイレ
・フードロッカー(車がある人は、自分の車にカギをかけて食料は保管することが推奨されていました)
・飲める水道(各ループトイレの近く)
・薪はループBで購入可能。森から枝を集めてくるのは禁止。
(※シャワー、RVの接続設備は無し)
・各サイト乗用車2台まで、RVの場合はRV+牽引車1台ずつまで駐車可能。
・テントは4~6人用テントが2つくらい建てられます。

当日の流れ

Hoh Rain Forestのエントランスを抜ける

キャンプをする人もしない人も、みんな同じエントランスから入ることになります。ハイシーズンはエントランスが大変混雑するので朝10時前、もしくは夕方5時以降に来ることを勧められています。公式サイトによると、予想される待ち時間は30分~3時間。口コミを確認するとかなりの人が「数時間待った」と書いていました。もし一日時間が取れるのであれば、朝一にエントランスを抜けてビジターセンター周りに車を停めてハイキング、チェックインの12時頃にキャンプサイトに向かう、という流れがいいと思います。
私たちは16時過ぎにエントランスに到着しましたが9月の半ば頃、現地のスクールも始まっている時期だったからかエントランスは2~3台ほど並んでいただけでした。

Hoh Rain Forest敷地内

エントランスを抜けるとあとは案内に従っていくだけで大丈夫でした。キャンプのチェックインをするための受付のようなところはありませんでした。自分のキャンプサイトはメールで確認できます。私たちの場合数日前に「Wildlife activity」によりサイトが変更になった旨の連絡を受けました。元のサイトに一応行ってみると立ち入り禁止のサインが書かれ、変更先のサイト情報が書いてありました。

キャンプサイト

私たちの変更先のループはB。到着してみると、こんな感じ。
サイトにはキャンプリング、ピクニックテーブルが備え付けてあります。私たちの行ったタイミングは山火事のリスクがあるとのことで火を使うのは禁止。ガスコンロのみOKだったのでガスコンロを持参しました。
これはサイトごとに仕様が違う様子でしたが、私たちのサイトは道路のくぼんだエリアに駐車することが出来ました。私たちは2家族でキャンプをしたので、乗用車2台綺麗に収まりました。サイトは4人~6人用のテントが2つ建てられました。周りのキャンパーたちとの距離もしっかりと確保されていて声等は全く気になりませんでした。

トイレ、水道エリア

各ループにトイレと水道のエリアがあります。トイレは水洗トイレで普通に綺麗でした!
トイレの外に普通の蛇口が2つ着いた水道エリアがあります。ワシントン州の水道の水は飲めるのでお好きにどうぞのスタイル。抵抗のある方は浄水フィルターないし、購入してきた水を持参されることをお勧めします。
また、近くに掲示板があり、そこに予約者の一覧の紙が貼ってありました(私の名前もあって安心できました)。
焚き火は禁止でしたが、その近くの小さな小屋に薪が無人販売の形で置いてありました。

寒さ対策などは?

私たちが宿泊した9月半ば頃は少し寒くなり始めていた時期。たしか最高気温18度、最低気温12度くらいの予報だったかと思います。

私たちのテントはコールマンの「スカイドーム4」。これはキャンプの経験も予定もないのに数年前になんとなくスーパーのセールで購入したものです。テントの本体は4面メッシュ。その上に付属の撥水の布?をかぶせるスタイル。何も考えずに購入しました。寒さが非常に不安だったので、寝袋の中にブランケット、さらに上には毛布というスタイルで臨みました。結論、この装備で十分すぎるくらい温かく、快適に眠りにつくことが出来ました!通気性のおかげか朝露で濡れてしまうこともありませんでした。

このテントは3シーズン(春・夏・秋)対応。設営も簡単でおすすめです(キャンプ不慣れな大人ふたりで15分くらい)。

チェックアウト

チェックアウトの時間は11時。と言っても受付も何もないので自由にその時間までにキャンプサイトを去るだけでOKでした。私たちはチェックアウト後にレインフォレストをハイキングする予定だったので10時頃までには荷物をすべてまとめて車でビジターセンターへ向かいました。

ちなみに朝いち(7時くらい)鹿の親子がキャンプサイトを歩いていました。かなり人に慣れている様子で、私たちが眺めていても全く気にしていない様子でした。

 

以上です。注意点などは公式サイトをしっかりとご自身でも確認してくださいね!

予約がかなり取りづらいものの、レインフォレストのど真ん中でキャンプをする、という非常に貴重な経験をすることが出来ました。大自然の中だけどしっかり整備されている安心感もあるので私たちのようなキャンプ不慣れ勢でも楽しむことが出来ました。ぜひ皆さんも挑戦してみてください!

 

 

 

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